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Neck Free
Head goes forward and up
Back lengthen and widen
この言葉を基本に
アレクサンダーお爺さんの発見した世界へ案内します
Funder(創設者)の
Alexanderお爺さんのご紹介
FM Alexander Giving a Lesson
ALEXANDER in azione
Developer of the Alexander Technique in the 1930s
「私から見る」
アレクサンダーテクニック
お世辞以外で
アレクサンダーテクニックのいいことを聞いたことは
国内でもカナダでも多くありませんでした。
理学療法士である私にはよくよく理解できることでした。
ただ、脳卒中後リハビリで
世界的有名なボバース夫妻の著書に
アレクサンダーお爺さんの名前が上がっていることから、
アレクサンダーお爺さん本人に興味がありました。
トロントで英語の原著に当たりながら
ボバース夫妻にも認められた彼のテクニックの素晴らしい部分と
いい評価を受けないという現実との乖離を真摯に受け止めながら、
カナダ・トロントの養成校に3年在学し免許をとりました。
その間、空き時間を利用し、
バレエ、音楽、スポーツ整形など現地の各施設で見学許可をもらい、
彼等からの批判的内容を積極的に受け入れる方向で勉強しました。
学内やアレクサンダー身内からは聞けない、
率直で遠慮のない「ダメ出し」を聞く機会に恵まれ、
私らしい学びがたくさんありました。
古典として20世紀のアレクサンダーテクニックに
面白みを今でも十分認めつつも、
現在は他にもいろんなコンセプトやメソッドがあるため
2023年の現状の整形外科医や神経認知系の医師からは
アレクサンダーテクニックはさほど魅力的に見えないでしょう。
むしろ、魅力的に見えるというならば、
その医師はまともなリハビリスタッフと働いたことがないのでしょう。
現状、国内事情として私の知る範囲では
「アレクサンダーテクニック」よりも「ボディマッピング」
「創設者の偏屈アレクサンダーお爺さん」よりも「弟子で手がいいマージ―」
「アレクサンダーテクニック」よりも「アレクサンダー教師が開発した不思議技」
この傾向があるように見られます。
つまり、アレクサンダー教師たち自身が
アレクサンダーテクニックに
「ものたりなさ」を感じている結果だと解釈しています。
ヨガやピラティスを見ても分かるように
コンセプト・メソッドは世代をまたぎながら細分化し、
それぞれの劣化か、発展していきます。
「それぞれ」「いろんな」アレクサンダー教師が
「それぞれ」「いろんなこと」を言います。
「this is what it is」です。
「そういうものだ、しかたない」と思っています。
アレクサンダーは学問でも科学でもないので、
「利用できるだけ利用して」
どんどん新しい世界へ旅立っていってください。
皆さんが磨かれていくように
我々も磨かれていく必要があると思っています。