「関節が鳴るんですけど、これっていいんですか?」

更新日:1月16日

これの答えは、[まず、先生に聞きましょう!!」です。

ここ数回のブログを見てもらえばわかると思いますが、

国家資格の持ち主なら誰でもいいのではなくて、

キチンとその部位のスペシャリストに相談しましょう。



これを聞いてくるひとは、たいてい続けて

「滑液内で気泡が割れる音なんだよね」と

ググッて調べたらしいことを教えてくれますが、

それで??とういうのが正直なところです。

そもそも泡がはじけて、音が聞こえる?

どれだけ激しい泡なの?

炭酸ジュースの比ではなく、

風船の破裂よりはマシですが、

ぼちぼち大きい音がします。

音の大きい小さいの差はどう定義しているの?と、

試しに突っ込んでみると、

鳩が豆鉄砲を食らったように、はて???という感じです。

知識とは、使うもの、生かすモノであり、

その為に蓄積していきます。

使用用途の無い知識はいらないと思いますし、

もう少し言い方を変えると、

使わない、飾りにもならない知識より、

もっと優先するべき知識があると思うのです。



関節によって、音が鳴るの意味するところが違うので、

どの程度の、どんな音が、どんな時にするのか、

再現性があるのか、いつでも何回でもならせるのか、

脱臼のようなサインが出せるのか否か、

そういうあたりの情報が必要です。

そこらへんの分析なくして、

音について自己診断?判断?知っている振り?をしても、

あまり「うまみ」がない気がするのです。

内容追跡して、

リスクが伴うのか、放置していいものなのか、

いろいろ検討するべき、されるべきです。

と、、、、専門家としては思うのです。



バレエあるあるで、

股関節を鳴らす人に遭遇することが何度かありました。

子供もいますし、大人もいます。

歩き方がおかしい人もいれば、がっつり踊れる人もいます。

ただ、バレエで股関節が鳴ったら、、、

それはどういう事態を意味すると思いますか?

股関節の制動性が低いことを意味しませんか?

もしくは関節ロックに近いことが起こりやすいということも

考えられます。

それでも、気泡の知識が大事ですか?



背中の肩甲骨の間が鳴ると言う人にも

しばしばお会いすることがあります。

コチラとしては明らかに関節の可能性は低いのですが、

そういう方は、「気泡」の話を始められます。

そこにある関節というと、

小さい小さいファセット関節か、肋椎関節です。

なることはプロのカイロの人からすると可能ですが、

カイロの人ぐらい腕がないと

鳴らせないんじゃないのかと思います。

そんな繊細、小さい関節を鳴らすという、

解剖学を学んでいるらしい先生たちからも、

この話を聞くと、ちょっとがっかりします。



この話の結論は、

一般論や解剖学は使い方次第ですと言うことです。

どうしてその事象が起こるのか、

客観的に、再現性高い状態で、整合性がある説明がなされなければ、

それはあくまでも推論でしかありません。

また、推論の中でもより高い再現性や整合性があるものの方が、

重きを置かれます。

ただ、何とかという本やネットに書いてあった、

だれだれが、ワークショップでこう言っていたという、

そのレベルの話はいらないのです。

あってもいいですが、

どちらの方が、どのくらい信頼できるかというだけの話です。

その勝負でランク負けしてしまったら、

その推論は穴が多いのです。



昔の人は太陽が地球の周りをまわっていたと信じていたそうです。

もちろん、当時はそれが、「常識」「定説」でした。

それを裏付ける「意見」「推論」が多かったのでしょう。

わざわざ、偉人が「証明」して見せても、

火あぶりの処刑をするほどに、受け入れがたいのでしょう。

どれだけ信じていても、必ず穴はあるものだ、

そういう認識でいろんな文献や資料、

ネット情報を見てください。

また、今信頼性が高い情報でも、

適応(その情報を患者や生徒につかってみること)を

選ぶときには十分に注意が必要です。





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