お詫び、お知らせ

2021年10月から、

教師やインストラクターの方の施術や

解剖学の受講の際にお断りすることがあります。


これまでのリハビリ、整体の仕事を通じて、

故障者を出さないことを何よりも大事に考えています。

「予防的視点」「問題解決」を重要視しています。

ネットなどで出回っている知識を基盤として

「付け焼刃」、「対処療法」的な思考や知識で

その方の生徒を傷つけてしまう可能性が高いと判断しましたら、

お断りさせていただくことにしました。



趣味や楽しみとして音楽やバレエを楽しむ方と

先生をされる方では、

必要とされる能力が異なります。

自身の身体にのみ集中すればいいのが生徒さんです。

一方、先生方は

自分の「愛好家」としての経験を基盤としつつも、

教師である以上、

生徒を多角的に客観的に分析でき、

教育していくプランを立てる能力を必要とされます。



今回、だいぶ頭をなやませました。

私自身は理学療法士の免許を取るにあたり、

養成校では好成績の生徒でしたが、

臨床実習ではあまりの頭の回転、

「理論」「知識」を現場に落とし込む能力の悪さに、

スーパーバイザーたちを悩ませた経験があります。

実際に、免許を取得後も、

たくさんの医師や先輩たちを困らせ、

(私的に、今から思えば、素敵な先輩方です)

古典的ですが、「しごかれて」、今があります。

それはとても短期的な計画ではなく、

「数年単位」で「多く」の先輩方が

「懲りることなく」指導を続けてきてくれたおかげです。


今回、私は自分の力不足を感じています。

理学療法士の実習生や新人を育ててこれた経験があり、

バレエや音楽家でも、

理解内容は深いながらも、

分野が狭いので大丈夫だろう、

カバーしきれるだろうと思っていました。



私が困っているのは、

「知識を持つ自分」、

「そんな自分を正当化してくれる知識を求める先生」の出現でした。

セッションの中で、

ひとつの事象を取り上げた際に、

その事象が起こる原因をいくつも列挙し、説明すると、

「で、それって、つまり○○ですよね」ととても単純化するのです。

生徒さんとして、この返答はOKですが、

先生としてはアウトです。

ある先生は自分の故障と同じ癖を

自分の生徒さんたちにあるとお話してくれました。

生徒さんに問題が「転写」されており、

その原因をいくつか私が説明したあとに、

即座に原因をひとつに絞ったのです。

どのような評価、判断から原因を一つに絞ったのか、

その要因があるのか確認しても、

意味が分からないという状態でした。

どんな理論展開でそうなったのか追跡した結果、

そういう先生方に共通したのが、

「正しい(??)知識を持った自分」

「解剖学は万能だ」

「そんな知識を持っている自分は「正しい」のだ」という、

臨床的には受け入れにくい、先生方の意識でした。


残念ながら、

リハビリ部門でも

アスレチックトレーナーの部門でも

どんどん新しい知見が出てくるので、

知識は塗り替えられ続けています。

また基礎研究論文の信ぴょう性や有用性を判断する能力がなければ、

論文の存在や内容を知っていても、

臨床応用はできません。

ある種の根気強い、

よくわからないが、とりあえず、

「訳が分からないことが分かった」という、

スッキリしない「曇り」のようなもやもやを持っても、

いつかすっきりしてくる日が来ることを信じて、

探求していく心が必要です。


その覚悟がない、、、、

残念ですが、そう判断した場合には、

「時期尚早」と判断して、お断りすることにしました。

ご縁がなかったらすみません!








閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示