どれだけ当たり前のことに気が付けるか

基本的に親しい知人には辛口な私なんですが、

その知人から逆に衝撃的なことを教えてもらったので、

シェアしようと思います。


ある日、マスタークラスを見学しており、 (マスタークラスとは世界で活躍する演奏家などが、

後輩である若手を指導するクラスで公開されることがある)

マスターからのコメントが非常に的を射ているものの、

とても、基本中の基本な事ついて話されていました。

私が音楽関係者の知人に

「若い子は、当たり前のことに気が付けないのかな?」

と、素朴に思ったままを口にしました。

知人は困った顔して、

「それが分かるのに時間がかかるし、

昔は僕も分からなかったもん」と

正直に経験をシェアしてくれました。



アートの世界に関わらずに、

私もリハビリの世界でよくよく思い出すと、

同じことを味わってきているので、

「考えればわからない?」と

先輩に突っ込まれたことはたっぷりあるのです。

怒られる場合もあるし、

単純に先輩から教えてもらえることもあるし、

黙っている患者さんから習うこともあります。



でも、気が付けないことっていうのは、

意外と、「考えればわからない?」という、

先輩のフィードバックが的を射ていると思うのです。

私は「考えることを怠った」のだと思い知るのです。

もっと上を行くセラピストは、

ここを考えたから、何かに気が付いて、

より良い道を通ったし、

その習慣が彼らを高みへ押し上げてくれている。 うっかりすれば、素通りするような「当然な」ことを、

しっかり掘り起こし、咀嚼して、

その結果が、考えて基礎を理解して、実行し、身に着け、

本当の「当然・あたりまえ」になるのだと思ったのです。 バレエにしても音楽にしても、