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アレクサンダーテクニックは、英語でアレクサンダーの本と直弟子から学びます。

更新日:2020年2月26日

前回、私はバレエや音楽を

教科書じゃなくて巨匠たちから学ぶと

言ったんですが、

同じように、

アレクサンダーも、基本的に同じです。

アレクサンダー爺さんは1950年代に、

直弟子たちもすでにお墓の中です。

ですが、

アレクサンダー爺さんは本を残し、

直弟子さんたちのビデオがyoutubeにあります。



巨匠たちから学ぶことや、

ファウンダー(創設者)からしか学べない、

エッセンス(本質的なこと)があります。

そこが私の欲しいところなので、

言い方が悪いのですが、

本人や直弟子でないひとの経験や意見などは

「エッセンス」「そのもの」ではないので、

要らないのです。



ボディマッピングはビルコナブルのものです。

理学療法士をして、

認知運動療法(あるコンセプト)に精通していれば、

そちらでことが足りてしまいます。

チェリスト(ビルコナブル)と理学療法士で、

解剖学や運動療法に強いのは

断然理学療法士なので、

内容の深さ・応用の幅が違います。

私のトロントの学校は運よく、

ボディマッピングを軽視していたので、

ほとんど、時間を割かれずに済みました;)



しかし、トロントの学校でも困ることはあって、

直弟子のマクドナルドの流派といいつつ、

リカという弟子の弟子の教えを重んじていました。

世代を超えるごとに、

発展していってくれていればいいのですが、

残念ながら、アレクサンダー業界は、

世代を超えるごとに、

その弟子の経験を勝手に盛り込む癖があります。

実際に日本で出版されている

アレクサンダー本は似たようなことを説明しますが、

読者は読んだだけでは一切本質がつかめません。

私のところでアレクサンダーを受ける音楽家が、

口をそろえていう点が2点あり、

本を読んでも、他のアレクサンダーに会ってもわからなかった

「感覚・違いがはっきりわかった」。

「日本ではなぜか楽器を限ったアレクサンダー教師だよね」。

楽器に限定していないと使えないものは、

私には意味がなかったので、

こういう事情から海外・トロントで習っていました。



トロントではリカの発言・経験を重視するので、

私はしょっちゅう、

「言いにくいんだけど、

私はアレクサンダーにしか興味がない。

マクドナルドですら、弟子でしかないんだから、

リカの発言よりも、

アレクサンダーがああいった、こういったを大事にする」と。

校長と副校長は強烈に私の発言に困っていました(苦笑)。

しかし、私以外の生徒とて困っていたのです。

私の学校の校長はリカの弟子にあたり、

副校長は校長の夫で校長の弟子にあたりましたが、

校長と副校長の考え方の違います。

「これはやばい」と入学してすぐに気が付きました。

これがアレクサンダーテクニックの内情の一部です。

世界的に言えば、

2つの組織に分かれて、喧嘩しています。



話をもどしつつ、トロントでの学びのことです。

また、トロントには偶然にも、

アレクサンダーを部分否定して、

独自のテクニック(ミツヴァテクニック)を

開発したネヘミアとそのお弟子さんの、

岡部先生がいました。

ネヘミアはコンテンポラリーダンスの振付家、

岡部先生はカナダ国立プロコース卒業のバレリーナ。

身体性について疑う必要はなさそうでしたので、

私は学校には内緒でこっそり、

彼らにコンタクトしてもいました。

ネヘミアにとって、

どんな点がてアレクサンダーが物足りなかったのか、

知りたいと思っていました。

彼らとのかかわりも

オリジナルアレクサンダーを知るうえで、

興味深い発見がありました。

他のチョイスも悪くないということも

はっきりと分かります。



アレクサンダーのエッセンスを探していた、

という話はここまでにします。

エッセンスを私自身が

否定している部分があることも

いつかチャンスがあれば、書きます。

ウッカリ書くと、怒られそうですが、

アレクサンダーは古すぎるのです。

今時やらないよ、、、っていうことがあります。



ただ、アレクサンダー爺さんはすごかったのです。

当時としてはいけていました。

シェリングトンという

ノーベル賞の生理学者とも友達だったし、

整形外科たちがお手上げの患者、

主にダンサーや音楽家や役者を助けました。

理学療法の世界で有名なボバース夫妻の、

有名なステップバイフォローの序文にも

彼の名前は出てきます。

当時としては、イケイケだったことは、

私も認めており、

そこを私は引き継ぎたい思っています。

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