「アキレス腱が短い」
更新日:2019年6月27日
医療者とバレエ業界のギャップで、
「アキレス腱が短い」は医療職から、
「バレエの人たちは何を言っているの?」って
半分困ったとブログで拝見したことがあります。
バレエの皆さんが医療者に困るように、
医療サイドのみんなも、
「骨格が、、、」とか、
「アキレス腱が、、」この表現をされると、
「何もわかってないな」と思っちゃうのです。
今回も、医療者側の見方を紹介します。
医療系が言う、「アキレス腱が短い」とは、
基本的には、
①足首が90にもならない状態を指しているか、
(脳卒中などの病気で、
つま先立ちの状態になってしまい、
アキレス腱延長術や
ボトックス治療が必要という意味です)
②「下腿三頭筋」のストレッチをかけても、
目標動作を遂行できない状態
を言います。
ちなみに、
和式トイレ座りができないのは、
腰が硬かったり、
足部ないの筋力の問題もあり、
股関節以下の協調性の問題を含むので、
「アキレス腱」の問題だと
医療者は思わないんです。
そういう教育を受けているのです。
ジャンプの着地でかかとを降ろしきれなくても、
医療者としては、
ジャンプする飛び上がる準備動作で、
足首が十分に曲がっている瞬間を見ていれば、
着地の瞬間だけ「アキレス腱」が「短い」という
判断をしないのです。
というわけで、
太ももや体幹の使い方については、
バレエサイドの意見を尊重しますが、
「アキレス腱」については、
バレエの皆様に歩み寄ってほしいのです。
その方が、
バレエの皆さんの選択肢を広げるからです。
問題を解決することが可能になるからです。
せっかく解剖学や運動学を学ぶので、
そういう、
医療者サイドのいいところは、
積極的に取り入れてほしいのです。
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