チェケッティメソッドのプロモーションイベントにお邪魔してきました。
更新日:2019年10月11日
先日、10月4日にチェケッティメソッドのDVDのプロモーション、
マスターの中のマスターのダイアンヴァンスクーア女史が来日。
イベントでは、女史がチェケッティ(開発者)の歴史・背景を説明。
彼女が監修したDVDの中のいくつかのチャプターを
彼女が自らピックアップして、説明してくれるというもの。
チェケッティ氏の歴史はウィキペディアでもしることができます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/エンリコ・チェケッティ
私にとって意味があったポイントは、
彼はプリンシパルダンサーであり、
キャラクターもできたこと。
教師としてバレエリュスに招聘され、
ニジンスキーやアンナパブロアを指導していて、
特にアンナパブロアにご指名された教師だったこと。
更に興味深かったのは、
彼は作曲もできて、楽器演奏もできた。
音楽についても素養があったそうです。
ピアノを弾きながら、
アンナパブロアを指導している写真が存在するそうです。
ちなみにチェケッティは 1850年から1928年まで生きました。
結構っていうか、尋常じゃなく古い人なんです。
バレエリュスを教えていた時点ですでに歴史の人です。
女史の話によれば、
ワガノワはチェケッティより歴史が浅いものの、
[当然]共通点がおおく、
女史があったことがあるワガノワメソッドの
トップレベル人たちとの交流は
とてもスムーズで楽しいそうです。
comfortable(快適で居心地がいい)と言ってました。
彼女はチェケッティはルーツであると。
詳細の面白さはDVDを拝見してから、
また改めてご報告します。
とりあえず、今わかる範囲では
トレーニング理論としてもよくできて良そうです。
女史いわく「バレエの科学」だそうです。
そして「いい(good)バレエ」と
「悪い(bad)バレエ」のうちの
いいバレエであると。
ちょこっと面白かったのは、
彼女は日本のバレエは「Free style」と
苦言も呈していたことです。
通訳はされませんでしたが(苦笑
)