バイオリンの右手の話
バイオリンもビオラもギターも、
名手は右手が違うと習いました。
左手は問題なく、
楽勝に動かせる人たちなので、 差が出るのは右手です。 さて、その右手をどうしたらうまく行くのでしょうか?
ます、持ち方の問題。
後は肘の起動の問題、
その為の肩の可動域の問題、
全てが協調できるかという問題。
今回は手の話。
手をみるポイントは
指と手のアーチと手首の3点。
とってもシンプルです。
やるべく作業タスクは弓を握る。
握るっていうか、
「手首の延長物として接続させる」こと。
すべての関節などの形はその為に最適であればいいのです。
指の長さと手のひらの大きさの比率の問題、
それぞれの指の長さの問題もあり、
一概にこの形にしなさいと言うのは、
長さの問題上できないことが多いので、
そこを三歩くらい下がって、俯瞰できるかです。
いろんな持ち方があると思うんです。
親指が長すぎる人や小指が短すぎる人は、
アーチや手首のバランスを必ず工夫する必要があり、
その為の可動域を持たないといけません。
いけなくはないけど、
持てた方が弓がキレイに体に接着します。
「接着」は医療界では
切断してしまった腕や足を
くっつけることを意味します。
弓をいかに手の先に接着するかと思うと
面白く考えれそうな気がしませんか?
手の運動学・解剖学として大事なことは、
手首がどれだけ柔らかいか、
手の横のアーチがどれだけキレイか、
対立(親指と他の指が爪先同士で向かい合えるか)、
親指の付け根がどれだけ柔らかく保てるか、
「指先(しせん)つまみ」がうまいのかが、
パッと思いつくポイントです。
まとめると、
弓を手にうまく接着させたい。
指先つまみ大事、
手首が柔らかいの大事。
ちょっとここをポイントに皆教えもらえると
ステキな音に出会えるかもです。
追伸:アレクサンダーなら、
ディレクションの復習をするといいです。
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