ボディマッピングよりもアレクサンダーテクニック(オリジナル)

ここ数回、ボディマッピングはビギナーにはいい、

ランクが上の人にはイマイチだという話をしました。

では、アレクサンダーお爺さんのオリジナルのテクニックは、

どうでしょうか?

もちろん、施術者次第だということは無視するために、

施術者もいいという前提で行きます。



アレクサンダー爺さんはシェイクスピアを愛する人なので、

オリジナルはかなり厳格な印象です。

実際に施術している時、結構BOSSYです。

そもそも首や頭をわしづかみするので、

その印象があるのかもしれません。

タッチは「普通にいい」感じです。

彼の特筆すべき点は、

タッチよりもバランスを見つける能力です。

努力が少ない、楽な姿勢を作りだすために、

彼はバランスことをうまく違う言い回しで処理しています。


バランスの概念は非常に難しく、

リハビリの実習生や新人たちでも説明に窮してしまう言葉です。

もちろん、教えるスーパーバイザー側にも、

かなりの負担になるので、私は正直めんどくさく、

頭のいい、発想力の強いスタッフにしか教えません。

それくらい、めんどくさい概念です。


話をもどすと、そのめんどくさいことを、

アレクサンダーお爺さんは複雑なことを説明する代わりに、

あれではだめ、これではだめ、と否定形を多用し、

消去法を続けさせます。

その中で最後に残ったものが、答えになります。

アレクサンダー教師のランクは

この消去法がどれだけ丁寧にできるかです。

私はニューヨークであったワークショップに行ったことがあり、

音楽関係、ダンス関係共に講師陣がいましたが、

そこをキレイに読み解ける先生が一人しかいませんでした。

ちなみに、彼女はボーカルの先生で、

ブロードウェイの方のサポートを多くしているそうです。

そういうレベルの方でないと、

本当のアレクサンダーお爺さんのことは

理解できていないと思ってください。


さて、そんなことをふまえて、

アレクサンダー爺さんのプリンシプル、

コンセプトの基本原理を確認します。

頭と頸椎が出会うところをうまいバランスに載せましょう、

これが、プライマリ-コントロールです。

自分の感覚を信じてはいけないよ、

自分の学習したことを正しいと脳は判断するので、

そのことをりかいしておいてよ、と続きます。

何かをやろうとすると、うっかりいつもの癖が出るから、

何かを成し遂げてやろうという姿勢はやめようと

話が続いていきます。

そして、大事にしてほしいのは、

ディレクション、という流れを気にしてほしいと。

そうすれば、手足をキチンと操作できるよと持っていきます。

とってもシンプルですが、

このシンプルさが馬鹿にならないのです。

なぜなら、複雑なバランスや人体の構造を理解していないと、

このシンプルさの偉大さを誤解してしまうからです。


整形外科リハビリスタッフとして

若手から中堅まで広くスーパーバイザーしますが、

とにかく見本を見せて、お手伝いで体験させて、

その上で許せる範囲での失敗をさせて、

更に深掘りしていくなかで、

このシンプルさに行きつきます。

レベルの高い先生は「いちいち」「ガミガミ」言いません。

相手に気が付かせないで、処理させれるようにしています。

いちいち考えさせていたら、

レベルの高い人たちには余計なことで、負けなのです。

教師やセラピストは知っておくほうがいいですが、

純粋な学生やパフォーマーにはそれは不要です。

よりシンプルなプランが提案できる教師程優秀です。

何気ない会話や動作選択の中にこそ、

その人の優秀さが表れます。


アレクサンダーテクニックは遺産、古典ではありますが、

腕のいい人たちに合えば、

それは確かに一世を風靡しただけのことがあると分かると思います。

もし、残念ながらその実感が得られなければ、

それは、ぜひ教師を変えて再トライしてみてください。

海外でライセンスを取っている人たちは、

一味も二味も違った感覚をお持ちなので、

そこを目安にされることをお勧めします。

国内組は物足りない可能性が高いです。

何故なら、

これほどアレクサンダーテクニックが

マイナーになっている現実が、

全てをものがたっていると思います。

海外では保険診療の対応がされたり、

音大などで取り上げられるのに、国内ではそうでもない、、、、。

それが現実なので、国外組をお勧めします。

ぜひとも、オリジナルの、

アレクサンダーお爺さんのいうことに固執してください。

そこが近道です。





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