教え、育む。

最終更新: 2020年2月15日

今年もスイスのローザンヌで

素敵な若手を発掘する

ワークショップ&コンクールが

あり終わりました。


昨年は知り合いが出て、

8位でとってもビックリ。

彼女は今イギリスの、

バーミンガムロイヤルバレエにいます。

そんな素敵て就職先へ繋がる、

とても大事なコンクールです。


面白いのは、

現在どれだけうまいかと、

今後どれだけうまくなりそうだという、

将来性を評価しているところです。

ダンサーはどんどん進化していく職業。

18歳やそこらで

ピークを迎えるわけではないので、

どれだけ情熱を持っているか、

柔軟に変化できるかも見られます。

まぁ、素直さというか。

いろんな振付家の要求に答えないと、

仕事にならないので、

いこじなのはダメなんですね。



さて、今回のコンクールで気が付いたのは、

「いこじさ」についてです。

日本勢は13人もエントリーしていました。

みんな真面目で頑張ってた。

ただ、どこか余裕がないというか、

現場を楽しみ切れていない感じでした。

先生たちと普段こういう関わり方をしているのかな?

あくまで、師弟関係、従順。

アーティストな部分がない残念な感じ。

そこが少し気になりました。

教え方というか、「育て方」が大事だなって

改めて気が付きます。

歌で「プロデュース」する感じが

大事だと思って以来、同じ感覚です。


ただ、バレエは形式にうるさいので、

そこもしっかり「教え」ないといけない。

ここは「育む」レベルの教師には

国内では会ったことがない。

ここができたら、

日本の教師たちもすごいなーと。

(海外養成校の教師たちはできるんです)。


ある記事によると、

モナコグレースアカデミーという名門養成校が

3年連続一位を取ったそうです。

そこにはルカ・マサラという凄腕先生がいます。

彼のクラスは見たことがあります。

彼は日本人相手に英語でクラスをしていましたが、

子供たちにきちんと見本を見せ、

余計なことを言わず、

直してほしい本質にのみにフォーカスし、

指導を90分続けました。

私は連続して3回ほど見学する機会がありましたが、

3回目でみんなの変化をはっきりと見て取れました。



最終日に、ルカ先生は皆を集めて、

「何を学んだの?」と聞きました。

みんなそれぞれにひとつずつ記憶をたどり、

何に気が付いたかを話し、シェアしました。

こういう、思い出す行為をさせたり、

集団ワークだからできる、

学習はどういうプロセスを踏むとよいのか、

などなど、バレエの見本も素晴らしく、

指導も素晴らしく、

組みたても素晴らしく、

文句のつけようのないクラスでした。


今年の優勝者の少年は、

同じクラスメイトで疲労骨折を理由に

コンクールを途中棄権していた女の子のことを

受賞インタビューで、

「このメダルは彼女と僕のメダルだ」と言いました。

すごいクラスメイト愛だなって思います。

そんなクラス運営をしていたんでしょう。

スゴイな、ルカ先生はと思う時間でした。



そんなことを改めて思い出した、

今年のローザンヌでした。

またまた来年もみるのが楽しみです。


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