仙腸関節を扱う

脊椎の上から、頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾てい骨。


仙腸関節は整体を扱う人の中では、

とてもポピュラーな関節で知られています。

仙骨と骨盤の腸骨の間になされる関節。

ただ、学生の頃は

「とても大事な関節だけど、ほとんど動かないんだ」、

「平面関節で、お辞儀運動と、反お辞儀運動をする」、

これくらい習います。

これでおしまいでした、だって国家試験には出ません。

臨床家になってからも、長い間、

治療に使えると思ったことはありませんでした。

動かそうと思っても動かせなかったからです。



留学してバレエの勉強をする頃になってから、

ありとあらゆる関節を使いこなさないといけないという、

彼らの状態を勉強していて、

しかも、勉強開始1年目にして、

面白いように関節を使いこなしているプロたちを

見学していたので、

自然と、教科書にない動き方や動かし方を

ウォーミングアップや、実際のレッスンを通じて、

たくさん見せてもらいました。



彼らを見学した仙腸関節は

「平面関節だから、

動かしたいようにスライドできる」

「平面関節だけど、

仙骨に対して腸骨が開くような動きも可能」

「靭帯性結合が強いと言われているものの、

数分のウォーミングアップだけで

容易に可動域が変化させれる」

「立位体前屈(つま先に手が届く)、

お辞儀、直立立位、という姿勢の変化で

動作への参加率を好きなようにコントロールできる」

「体位体前屈はかなり関節を動かしやすいポジション」

こんな風に、多くの可能性を知りました。

平面関節というのは、

楽器のシンバルのようなイメージになりました。

数センチしか左右に開けない、シンバルです。

シンバルのどこかだけで音を出せるし、

斜めに当てて音を出してもいいし、

数センチだけど、いろんな音が出せると

それが感じたことでした。



実際の臨床で使うようなるまで苦労して、

た自分の施術でそこまで可動性を引き出したり、

自分がどのように話せば、

クライエントに仙腸関節の可能性を伝える(指導できる)かは

今はほとんど苦労しなくなりました。

動作にごとにどれくらいの参加率を求めるのかも、

クライエントの周辺関節の可動性とのバランスで

どう決めるかも、今ではお手の物です。



脊柱病院にて、ここをオペで固定してしまう人を

担当するようになり、

本当にここの関節の重要さが分かります。

座位や立位の姿勢変換の治療の中で、

皆さんの注意は引かないですが、

こっそり治療していることが多いです。



座位で背中が丸まってしまうひとなどは、

かなり動かすようにしています。

座り練習、演奏をする音楽家さんたちには、

意外にも役に立つ関節知識です。

ぜひ一度ググったりしてみてください。


英語になってしまいますが、

こんな感じだよ、動くよと

紹介していくれる動画です。


https://youtu.be/D6NTMgWCSaU
















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