前腕軸のマッピング
前腕の回内外運動について、
軸がどこにあるのか、
悩む人がいるみたいなので、
整理してみたいと思います。
解剖学的には、軸の概念は前腕にはありません。
私の知る限りですが、、、。
もし軸と言うならば、
それは上腕を定義できない人たちが
代打的に、それを言っていると認識しています。
解剖学の話に戻ります。
前腕の回内外は、橈骨と尺骨の絡みあう動きです。
私の腕では橈骨が尺骨の周りを回りこみます。
人によって違うように見える動きもありますので、
個体差があることを理解しておいてください。
関節的には尺骨と橈骨頭の車軸運動で起こります。
遠位端である方はフォーカスされることはありませんが、
手首に近い川においてもひねりが入っています。
両方の骨は骨間膜という膜で連結されています。
車軸関節で、しかもクランク機構を持つ前腕は、
とても面白い動きをします。
個体差がとにかく多いので、
いろんな人と見比べてください。
前腕筋肉の長さも反映するので、
なぜ自分と他の人で可動域が違うのか模索してください。
