呼吸のあれこれ

呼吸の話題はどんなスポーツでも、

楽器でも、


ダンスでも、習い事でも、

先生方の好みがマニアックだと、

扱われるテーマです。


正直にいうと

呼吸というテーマは先生方がいろんなことを生徒さんに教え込むので、

基本的にはほっておくのですが、

最近吹奏楽や金管、木管楽器の方にあうので、

ちょっと書いてみます。


私が呼吸を診るときは基本的には、

「呼吸器のリハビリテーション」の内容に沿っています。

まずは肺野にきちんと息を引きこめているか、

虚脱という息の吐き損ねをしていないか、

どういう動作で呼吸抑制がかかってしまうのか、

それが、アレクサンダー的内容なのか、

運動学上の構造の不全により起こっているのか、

見極めていきます。

ぶっちゃけ、この段階では

腹式呼吸でも、胸式呼吸でも構わないと思っています。

まずは必要量をかせぐことから始めています。



ある程度必要量が稼げるようになってきたら、

より効率性を意識するように提案していきます。

基本的には肺の背面にまできちんと呼吸を送り込めるのかが

この段階では目安になるので、

テキトウに肺の区画を意識した場所をポイントしてみて、

そこへ空気を送り込めるのか、

その為のとりあえずは胸郭の柔らかさを見ていきます。

ある程度柔らかさが保障されてしまえば、

今度は、どれだけ安定してその動作をサポートできるか

見てきます。

ここでようやく胸式だったり、腹式の話になります。



呼吸のリハビリテーションは、

さまざまな呼吸器疾患のを持っている方が、

息苦しさに負けずに生きていけるように促していく、

方法論を確立していく分野なのですが、

そういう分野の患者さんたちは、

ちょっと歩けば、SPO2が下がってきますので、

そういうレベルの人を助けるリハビリです。

えげつないことをいえば、

音楽家やダンサーさんは基本的に苦しいと言っても、

酸素化に問題があることは考えなくていいので、

単純にボリュームを操作するだけでいいので、

簡単なのです。

そこをシンプルに攻めていけば大丈夫なのです。


さて話を胸式腹式に戻します。

上記の理由から、ぶっちゃけ、どっちで稼ぐかよりも、

そのことでどういう音が操作しやすいかということが

音楽家やダンサーたちには必要になります。

その呼吸事体よりも、

そこから生み出されるパフォーマンスの相性が大事だと思っています。

呼吸を使うボーカルや木管、金管楽器はもろに影響を受けるので、

かなり丁寧な呼吸のコントロール能力を提案していきます。

逆に、さほど呼吸がパフォーマンスに直接関係しない

鍵盤楽器や弦楽器はそれほど、

しつこく呼吸機能を追いかける必要はないので、

それはそれで、、、。


ある程度基礎体力的な呼吸が整って来たら、

そこからがようやく、アートに呼吸に載ってくるレベルの話です。

このレベルでは腹式だとか、胸式だとか、

そんなことは興味がありません。

自然に息していることが絶対条件です。



走るということにおいて、

長距離もあれば、短距離もあり、

幅とびのための助走という意味の走るということもあれば、

趣味や体力づくりでジョギングやっている人、

本当にいろんな目的と走ることがあり、

それぞれの練習方法は違います。

それくらい、呼吸もお題がでかいのです。

漠然と攻めず、具体的に何のために、

どういう呼吸能力が欲しいのか、具体化できると素晴らしいかと思います。


以上でーーーース。





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