夏休みの挑戦「変身」、「あかぬける」を探してみる
夏休みにしかできないことシリーズで
「変身」もお勧めです。
分かりやすく言えば、
髪の毛を染めてみるとか、
化粧をしてみるとか、
結構派手な服装をしてみるとか、
高級ブランドのお洋服屋さんや
お化粧品店に行って、試してみることです。
もしくは、素敵な家具屋さんに行ってみたり、
美術館に行ってみるのもいいと思います。
私は田舎育ちで、どちらかというとガサツなタイプで、
私が品格について語るのは控えますが、
どんな仕事でも、
「素直さ」って結構求められるんですが、
ダンサーさんや音楽家さんに限っては、
ノーブルさ、「高貴さ」ってすごく大きなポイントだと思っています。
小学生には伸び伸び遊んでほしいですが、
中学生になったら、少しずつ、
広い意味での品格のようなものを
身に着けてもらえたらいいなと思っています。
もちろん、高級品を身につけろと言う意味でなく、
とかく、競争的なことになりやすい芸術家さんは
ハイブランドのアーティストさんやその作品に触れて、
ヒリヒリする感じ、
自分が作品に負ける感じとかを味わいつつ、
どうしたら似合えるだろう、とか、工夫してみてほしいのです。
以前、お題にしたことがあるのは、
海外慣れしていない、中学生の子に
「かわいい」を卒業をしましょうと提案して、
二子玉川駅の周りにあるショッピングモールの
ハイブランドの中をゆったり歩いて回ってきて、
あわよくば、お店の雰囲気に負けず、
試着とかしてきてごらんと、
なかなか勇気のいることをお勧めしてみました。
最初はビビっていましたが、
夏を過ぎて徐々に立ち居振る舞いや
お洋服の趣味が変わっていき、
垢ぬけてくる感じがしました。
垢ぬけることは必須ではないのですが、
垢ぬけるというプロセスは、
自己分析をして、
自分がどうみられるのかというのを、
俯瞰した位置から見直さないと、
できないと思うのです。
変身だけなら、奇抜でも、かわいくても、
ポップでも何でもいいのですが、
垢ぬけるという漠然とした感じは
また特別です。
ぜひ、夏の間にいろんな変身を試みて、
垢ぬけていけるようになってみてください。
