top of page

弦楽器のビブラートはどこを使うのか?

先日いらしたチェロの方から、

ビブラートのことを質問されました。

バイオリンの方にもよく聞かれるので、

書いてみようと思います。

ビブラートは声の分野でもそうですが、

どこから揺れを連れてくるのかの違いで、

私はどこからでもいいよって答えています。



ただ、音楽の先生の好みや考え方に合わせて、

身体の使い方を紹介しています。

応用力が高い人には、

先生の好みはこのビブラート、

私が分かる範囲で一番いいのは、

C0(頭蓋骨と頸椎1番)関節からで

どうでしょうとおススメしたりします。

顎関節からやってみるのも面白いです。



ただ、今日の彼は先生から肘のあたりからと

指導を受けていましたので、

肘をよりフリーで動きやすいようにし、

そこからビブラートをやってみてもらいました。

先生が指定する場所を

しっかり使えるようにすることは

音楽的な視点を加味した

音楽の先生の視点での助言ですので、

そこは大切にしています。



ビブラートをしたい場所は、

すでに述べたように、

しっかりリラックスさせること、

その「震源」から手指までの

連動をきっちり作ることができれば、

どこからでもいけます。

気が向いたら、いろんな関節から

ビブラートをさせてみてくださいね。


#イワシ整体Lab #ビブラート #ビブラートのかけ方 #バイオリン #チェロ #ボーカル #震源地 #アレクサンダーテクニック #音楽を楽しむための身体の使い方 #板橋区板橋





閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示

留学中は、世界中の同じ志を持った人々と共に、 プロの養成者による指導を受け、 切磋琢磨しながらプロの道を目指す場所として知られています。 しかしながら、留学許可を得るために必要なのは、 教授や先生方に「この子を育ててみたい」と選ばれることです。 日本教育のように教科ごとの成績ではなく、 一芸的な才能でも総合的に先生の目に留まればよいのです。 ただし、先生が手に負えないと判断した場合には選ばれず、

演奏家にとってのそれぞれの楽器の操作や身体の使い方の基礎練習は、 バレエ教育の分野と比較すると総じてざっくりしていることが多いようです。 これは、音楽のスペシャリストの先生方が音楽に強いけれども、 人間発達や動作系に弱いことが一因とされます。 演奏家にとっては、楽器と身体とのマッチングが重要で、 身体のサイズや各指の強さや長さ、 手の大きさや指の長さなどが個体差があります。 そのため、練習のカリキ

バレエで甲を出すことが美徳とされる理由は、 実は美しさだけではありません。 甲を高く出すことによって、 バレエのポーズやジャンプ、回転などの技術を 正確かつ美しく表現することができるからです。 また、バレエは身体を美しく魅せるだけでなく、 身体の柔軟性や筋力を鍛え、 ダンサーが健康的な身体を維持することも求められます。 では、どうすれば美しく高い甲を出すことができるのでしょうか? 甲出しの肝は、ま

bottom of page