手話では手は「話せる」、それを分析するエンジニアさんたちの努力

更新日:2月9日


手だけはなく、顔や体の部位も巻き込んで、

言語として成立させます。

たまたまFacebookのエンジニア関係で、

専用の手袋(グローブ)を装着して手話をすると、

それを機械が読み取って、

手話が分からない人にも伝えることができるようになる

研究をしている人たちがいました。

とても、楽しみな研究ですが、

そこでいくつかのことを思いました。

動画はこちらです。英語ですが、字幕あります。

https://www.facebook.com/watch/?ref=external&v=668791724312306



音楽家でもバレエでもですが、

動作や動きをするときに、

手指にかぎらず、腕全体を視野に入れて使っているのか、

ぜひ手話を使う皆さんを参考にしてみてほしいのです。

彼らは、視覚情報だけで、

相手のことを理解しようとしています。

手話tという記号・暗号?を用いるので、

大きなメリットはありますが、

それでも腕や手指である程度話せるのです。


バレエで素敵なプリマにインタビューしたときに、

腕ってどうやって指導されるんですか?

どうやって指導されましたか?

と伺ってみました。

ある先生たちは、

腕はなかなか方法論がないというほどに、

腕の教育方法論はちょっと難しいのですが、

彼女の答えは「役柄がお話しているのよ」、

「足はお作法的な基本であり、

表現自体は腕や顔で出せていくのよ」と

教えてくれました。

ちなみに彼女は手を師事していた

一世代上のプリマに役柄を通じて習っていたそうです。

手にはそれくらい、表現が可能な部位なのです。



演奏家にぜひ見てほしい、

視野を広げてほしいと思うのですが、

楽器を使って、音楽を奏でるっていうことも、

そのうち、エンジニアたちが本気で興味を持てば、

解析されうるものになると思います。

彼らがアップデートし続けている

「装置」の構成を見てください。

手指を骨・筋だけの解剖学だけでとらえず

皮膚や筋電図を利用したり、

ある使用目的のために、

せっせと多角的に研究しています。

目的、目標ありきで、

必要なパーツ、理論を後付けで探してきます。

音楽家でボディマッピングを広げている人をみると、

まるで解剖学ありきで人体が動いているかのような、

そんな損をする錯覚を与えているように見えます。

目標をあくまでも、

素敵な演奏をする、故障を避ける、

その為に広い視点であちこち理論を探し回ってほしいのです。

簡単な筋骨格系でお話をまとめ、

それがさも正しいかのようなことを、

解剖学という名前で固めてしまうのは、

業界として損だと思うのです。

イケイケのエンジニアたちとタッグを組むぐらいの

そんな気持ちで行ってほしいのです。

音楽家の専門性をさらに別の専門家と掛け合わせることで、

高めあいという姿勢を示せるとともに、

とても面白い産物が得られると思うのです。


バレエも音楽家もどうしてもアートフィールドにいると、

あまりにも医療スタッフがあてにならなすぎるせいで、

サイエンス方面が苦手になりやすいのか、

単純に興味がないのか、

昔の教科書で書かれた範囲のアカデミアにしか興味がないのか、

それとも今のエンジニアたちの進化が速すぎるのか、

いろいろ考えられますが、

「古い知識のアカデミア」の世界から

出てきてくれたらいいなと思っています。

彼らを知ることで、

エンジニアの思考方法に学ぶこともあると思いますし、

むしろエンジニアをもってしても手を焼くほどの

機能が身体には搭載されているんだという

そういう認識をしてもらえれば幸いです。


そういうステキな機能満載の人体を操作している、

それだけでもステキなことで、

それでアートを体現してくというのは、

本当に素敵なことだと思うのです。

ぜひぜひ、頭を柔らかく、

手足も柔らかく、

人柄もオープンで柔らかい状態で、

進化していってください。

私自身そんな人のサポートをするときが、

本当に幸せです;)


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