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指や股関節、首を鳴らしてもいいのか

私個人の話ですが、

子供のころから、指をパキパキ鳴らします。

そのせいかわかりませんが、、

指の関節は太いです。

指輪とか買うときに普通のは入りません。

(笑)


さて、パソコン作業をしているときに

思うほど作業がはかどらないと、

ポキポキならしたりしますが、

徐々に何かが「緩く」なっていくのに

気が付きました。

医療スタッフでいうところの「違和感」です。


そのまま鳴らし続けると、

慣らした直後につよい「違和感と痛み」が

出るようになりました。

手を握ろうと思っても、

うまく力が入れきれない感じでした。


というわけで私の経験上は、

慣らすのはやめてほしいというところです。

関節をいい意味で安定させる、

筋肉や靭帯が緩みすぎるのは怖いと

身をもって感じました。



バレエの方の中に、

股関節を鳴らすの愛好家がいます。

子供たちのトレーナーをしていると、

先輩のコンクールで勝てる、

身体の柔らかい子が鳴らしていると、

小さい子供たちも真似していて、

私は苦い気持ちで見ていました。


股関節を鳴らすお姉さんたちは、

股関節を鳴らさないと

「変、関節が動かない」といいます。

鳴らさないと動けない様子は分かっていました。

股関節に私の目には

「不思議な」「我流な」ストレッチを普段からしており、

関節回りの筋肉がちょうどいい長さにバランスよく

整っていないことが見れました。

鳴らすことで、短くて、自身ではストレッチできない筋肉を

強制的にストレッチしているように、

私の目には見えていました。


ストレッチの仕方を変えてみないかい?と

どういう風に見えていて、

関節を鳴らすことで可動域が出るけれど、

同時に関節唇などを傷つける可能性があること、

つまりは身体のもっといい手入れの方法、

いい筋肉の長さ、強さのバランスを手に入れないかい?

と提案しましたが、

彼女たちも、

コンクール仲間がポキポキ関節を鳴らしているのを

見ていたらしく、

こちらの提案は受け入れられませんでした。


股関節は肩関節同様に、

大きな可動域を持つ分、不安定性も出しやすい、

微細な調整・制御をしないといけない関節です。

指は関節構造が華奢なため、

ポキポキでフグワイがすぐに顕在化しましたが、

股関節は靭帯もかなり強く張ってあり、

周辺には大きな筋肉がありますので、

顕在化するまで、障害として症状が出るまで、

時間がかかりますが、

できたら、そうはなってほしくないのです。

バレエダンサーさんで人工股関節置換術をやっている人を

何人か知っているので、40代や50代でなってるんです。



歳をとってからよりも、今が大事というのもわかります。

ただ、今のケアの方法を変えるだけで、

3週間もあれば取り戻せる、

もしくは人工関節の未来を避けれるなら、

3週間使って、ケアを覚えて、

避けてほしいなと思うんです。



というわけで、ポキポキはやめてほしい。

指でも、腰でも、首でも、ポキポキさせないでほしい。

ポキポキさせるってことは

それだけ周辺組織が硬いってことだから、

丁寧な柔軟をしてあげてください。


よろしくお願いします。



#イワシ整体Lab #股関節 #ポキポキ鳴らす #ダンサー #首 #関節を鳴らす #指 #ダンサー専門整体 #健康的ダンサー生活 #板橋区板橋

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