母指のCM関節の可能性
手の親指って万能君です。
とてもいろんな機能を持っているので、
うっかり頼りまくると、過労死?変形します。
リウマチ病院にいたので、
「Z型変形」とググるとスゴイ画像が出てきますが、
こんなに変形できるの???ってビックリするほどに、
変形します。
リウマチは病気の特性で関節が弱いので、
無理をさせると結構あっという間に
変形が進んでしまします。
ヴィオラとかだと左手親指で楽器を支えるのに使ったり、
右手親指は弓をピンチしないといけないですね。
ピアノでも、親指は特殊変形しますよね。
特に、指の開帳(指の広げ)が苦手意識のある人、
手関節を底屈傾向で演奏される人は、
指くぐりでちょっとハンデを負います。
音的にも、指の構造的にもハンデですので、
お手間でなければ直しておく?再考しておくといいでしょう。
今話しているのは第2関節ではなくて、
その先にある一般には見えていない??第3関節です。
第二関節のを手首の方へたどっていったところにあります。
関節形状は鞍(アン)関節といって、
馬の鞍(くら)のような形で、ぶん回し運動を可能にしてくれます。
でも、ここではぶん回しに着目せずに、
先日の続き、サルの手について思考を巡らせていきましょう。
サルとしてバイオリンを左手で抱え、
右手て弓を持ち、
もしくはピアノを弾く、、、。
サルの手の構造には詳しくありませんが、
きっと猿にはできないでしょう。
握る、ピンチする、対立する(指どうしを向かい合わせる)。
全て「対立」が基本としてあります。
指先どうしで、
イチゴやブドウをつまむように、弓を持ち、
レモンを持つようにバイオリンを支え、
ピアのでは、、、、この表現が適切なのかまだ悩みますが、
ゴールデンレトリバーをなでるかんじ?がイメージです。
もっといい言葉があるといいのですが、
ちょっとおもいつかないので、今日はこのままで。
そういう動きを作り出して、
手のアーチの親指側を作っていきます。
手のアーチを作る、当たり前に見えて、
親指が一番難しいので、ここをうまくマスターしてほしいです。
将来的の音の選択肢がけっこうきまってしまいます。
