top of page

汎用性のある体づくりを目指して

汎用性、つまり応用力のあるという感じです。

バレエはいろんなダンスの基礎という立ち位置があります。

バレエを習っておくと、体の使い方がうまいからと。

ただ、実際にバレエの子供たちをみて、

運動神経がいいのか、

体の使い方、頭の使い方がいいのかと聞かれると、

そうでもありません。

音楽家の中にいる子供たちの方が、

ミュージカリティも高く、

楽しく、上手に踊れる体をしています。

実際の身体能力も、開脚を除けば、彼らの方ができたりします。



そこで思うのが、

バレエ教育が体に縛られすぎていると素朴に思います。

頭を使ってないのです。

バレエはできるけど、コンテはできない、

フロアはできない、インプロはできない、ジャズはできない、

ミュージカリティがない、表現がないなどなど。



さて、ここからが、頭も体もみるトレーナーで、

音楽演奏家とダンスと両方みるから言えることですが、

バレエの子供たちは頭を柔軟に鍛える必要があると思います。

リトミックって音楽要素が強い印象ですが、

あれにバレエの要素を入れるくらいの方が、

上手に育つ気がします。


AODTというグループで、

ヤンヌイッツ先生のクラスを見学したとき、

彼は必ず、音を振りにつけて、子供に示します。

彼の次に来ているキミー先生も、

同じ学校のほかの日本人の先生も、

必ず、音を口で歌いながら、振りをあげます。

カウントをしていることもありますが、

それでも、抑揚や曲が分かります。

数日のワークショップだけでも、

子供たちが頭を使い曲をとらえ、先生の意志を捉え、

滑らかに気持ちよく踊ります。

もしブログを読んでくれている先生がいれば、

音楽CDの曲をかける代わりに、

先生が曲を歌いながら教えてみてください。

聴く力、それに合った振りを覚える力、 自身が動くときに、脳内に音楽をかけ、

強弱をつけるコーディネーションをつけるという、

頭を使った、表現をする

踊りが見れることだと思います。

#イワシ整体Lab #バレエ #指導法の工夫 #音楽の使い方 #歌って教えて #歌って踊る #脳を柔軟に育てる #リトミック





閲覧数:9回0件のコメント

最新記事

すべて表示

留学中は、世界中の同じ志を持った人々と共に、 プロの養成者による指導を受け、 切磋琢磨しながらプロの道を目指す場所として知られています。 しかしながら、留学許可を得るために必要なのは、 教授や先生方に「この子を育ててみたい」と選ばれることです。 日本教育のように教科ごとの成績ではなく、 一芸的な才能でも総合的に先生の目に留まればよいのです。 ただし、先生が手に負えないと判断した場合には選ばれず、

演奏家にとってのそれぞれの楽器の操作や身体の使い方の基礎練習は、 バレエ教育の分野と比較すると総じてざっくりしていることが多いようです。 これは、音楽のスペシャリストの先生方が音楽に強いけれども、 人間発達や動作系に弱いことが一因とされます。 演奏家にとっては、楽器と身体とのマッチングが重要で、 身体のサイズや各指の強さや長さ、 手の大きさや指の長さなどが個体差があります。 そのため、練習のカリキ

バレエで甲を出すことが美徳とされる理由は、 実は美しさだけではありません。 甲を高く出すことによって、 バレエのポーズやジャンプ、回転などの技術を 正確かつ美しく表現することができるからです。 また、バレエは身体を美しく魅せるだけでなく、 身体の柔軟性や筋力を鍛え、 ダンサーが健康的な身体を維持することも求められます。 では、どうすれば美しく高い甲を出すことができるのでしょうか? 甲出しの肝は、ま

bottom of page