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筋肉の可能性と特徴、筋肉マッピングと骨マッピング

筋肉は便利です。

骨の長さや厚みはそう簡単に

変えられませんが、

筋肉は比較的簡単に、

筋トレしたりストレッチしてケアしていけば、

いかようにも変わります。

ボディービルダーや

モデルやダンサーは、

目的こそ違いますが、

筋肉にせっせとアプローチして、

見た目の変化や身体パフォーマンスの変化を大きく出せます。



筋肉のいいところはほかにもあって、

感覚器としての機能も持っています。

いま、どれくらい疲れているよ、

どんなポジションにいるよ、

ここら辺のフィードバックをしてくれます。

あと、故障する気配がある時には、

素早く、なんかおかしいよと違和感を出してくれます。

ただ、ここは主観的であり、

経験に基づく脳みそとの対話の傾向が強く反映されるので、

いい学習を繰り返している人には、ポジティブですが、

変な癖を持っていたり、

我慢強かったりすると、

その学習から離れられないので、

ネガティブな意味を持ちます。



筋肉は基本的に何歳でも変化していきます。

学習も何歳からでも上塗り可能だと

リハビリの経験上わかります。

ただし、ここには積極的学習をするという、

覚悟と決意が必要です。




骨は自分ではまず変化が出せません。

成人してしまえば、同じサイズですし、

感覚機能はないと言われています。

骨膜から痛み刺激が上ってきますが、

疲れているよ、折れそうだよ、

故障しそうだよとは、故障するまでわかりません。

骨は頑丈で、体を支えているものだと思います。



身体の使い方を私は多く指導するのですが、

骨の位置や関係性を紹介していく場合と、

筋肉の変化率に注目してもらって再学習をしていってもらう

それぞれの場合があります。

基本的には骨を中心に指導をするのですが、

皆さんの学習方式が、筋肉由来、依存の方の場合には、

骨で感覚を覚える練習をしていないから

骨で身体をとらえられないので、

筋肉のマッピングをしていきます。

また、筋肉のケアが大幅に必要な場合にも、

筋肉に着目して説明をしていきます。

筋肉の動きなくして、骨は動かせないからです。



骨のマッピングを勧めるのは、

年長者のパフォーマーからのコメントがあります。

バレエダンサーで長く現役をされている人は、

骨にマークを置くことで、

無駄な筋肉を使うことなく動ける、

疲れにくくなった、

三幕など疲れた場面でも、

クオリティを保って動き続けられると

経験をシェアしてくれました。



実際に骨でマッピングしていくと、

頭の中でバランスを変化率の大きい筋肉依存で

調整することがないので、

調整もしやすく、

調整しやすいので頭の中の疲労も少なく、

さっぱりと動けるようになります。



骨マッピングとは言いますが、

骨を動かしているのは

筋肉自体ですので、

どちらを意識して、モニタリングしていくかということの違いです。

若くして海外に出ていく子や、

海外プロ経歴が長い人は

たいてい、どちらもできますので、

機会があれば、骨でのマッピングも

挑戦してみてください。





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