練習だけしてたらダメですか?
更新日:2019年8月31日
先日、ふときかれた質問です。
ダンスの方から聞かれたのですが、
興味深いことを内包していると思ったので、
ブログに書こうと思います。
腰が痛いというのがきっかけで話し始めたのですが、
ケアやトレーニングをしていないというのです。
「どこにかかったらいいのでしょうか?」
こんな質問が続きました。ここから先は割愛します。
自分の調子が悪かったら、
どうするのかということではなく、
練習だけしたらいいのか?という発想に興味がわいたのです。
海外で活躍する一流ダンサーさんやアスリートは
野生動物を引き合いに出して、
だって彼らがハンティングする前に、
ストレッチや筋トレしないでしょと言います。
確かに!説得力あります。
ただ、彼らは動物園でなく、
ワイルドな世界に住んでいます。
日本人はワイルドな生活をしていません。
ですから、適度なケアとトレーニングは必要だと思うのです。
一流ダンサーさんたちは、
ワイルドでなくても、
言っても、仕事として長時間踊り、
ウォーミングアップに軽いジョギングなどしています。
ちょっぴりワイルドですよね。
だから、普通の日本人生活している人には、
ケアとトレーニングは必要だと思います。
更にもう一点気になったのが、
練習さえすればうまくなるものでしょうか?
技術の面だけを言えば、
練習は多くした方がいいでしょう。
しかし、技術だけで踊りや音楽は成立しません。
どう表現するかという、
個々の部分を練習することも大事だと思うのです。
そこの練習を含めて、
「練習だけしていてはだめですか?」
ではなかったと思います。
インプットとアウトプット。
自分の中にないものは表現できません。
インプットも練習です。
その練習という意味も内包されていませんでした。
ご縁があって、ここ数日、
世界で活躍する作曲家さんやダンサーさんが
後輩指導する様子を見学しました。
彼ら先生としてがどれだけ多くの情報を、
相手にわかるように、
シャワーを浴びせるように、
いっぱい振らせているのかをみました。
そうやってこそ、
短期間・時間で多くの気づきになり、
成長につながると思います。
日々の練習や生活をそうやって送ったら、
きっと毎日が練習なんでしょう。
そのうえで、
「練習だけしていたらダメなんですか?」
と質問されたら、
「いいですよ、そんなに多くのことを、
バランスよく毎日やれているなんて、
将来がとても楽しみです。」
って答えたと思います。
広い視野を持って、何が大事なのかを、
同じキャリアの先輩から、
それ以外のキャリアでもいいです、
いっぱい学んでほしいなとふと思いました。
ちょうど食事やスムージーを作るときのように
バランスよく体と脳みそに栄養をあげてください。
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