肋骨ストレッチ
肋骨のストレッチというよりも、
肋骨を柔らかくしましょうっていうことです。
肋骨は胸椎に連携されていて、
肋骨は肩甲骨の土台に当たります。
そして、肋骨は腹直筋や腹横筋とか
腹筋群と骨盤をつないでいます。
胸椎の可動性は頸椎や腰椎にも連動しているので、
胸椎が柔らかいのはうれしいことです。
かなり大事な?大きな役割をもつパーツです。
肋骨は動かないものと思われていますが、
運動したときに息が上がって「はぁはぁ」しているとき、
めいいっぱい動いています。
呼吸したくらいであれくらい大きく動かせるものです。
教科書的には、
胸椎が12個、
胸椎から肋骨がついていて、
上の10対でいわゆる肋骨を作っています。
前面には肋骨があるので、かなり柔らかいです。
お肉でリブって言われる部分、
あそこと同じ感じなので、
鳥かごみたいになっているので、
ゆがんだりした動きが出しやすいです。
ストレッチと書きましたが、
正確には関節可動域が大きくしてほしいので、
正確な動かし方を気にせずに、
肋骨を両手でもって動かしてもらえると、
簡単に動きます。
このストレッチ単品でどうこうなるということは
実はありません。
普段手入れしている人には意味があります。
首の動きや体幹のポジショニング、
姿勢がどうなるかを決めてくれます。
肩甲骨の土台となっているので、
腕の動きに柔らかさが出せると思います。
演奏の方には手指がいつもと違う質感で動くと思います。
バレエで肋骨が開く、上がると注意されるひとは、
やり方に注意が必要です。
肋骨が開くというよりも、
下部胸椎の進展が肋骨を開いて見せていると思います。
肋骨全体をまんべんなく動かして、
胸椎全体が少しずつ進展させるようにすると、
手が上っていても、
足が後ろに上がっていても、
キレイなラインが作れると思います。
お試しください。
