音楽やダンスをやらないわけ(2)
こんなことを言うのはなかなか気が引けるのですが、
かなり頑張る人たちの中で
「身体」について勉強してましたが、
同時に教授法についても
興味深く観察していました。
どんなタイミングで、なんて指導するのか、
ということを分析しながら、
教授やマスターや元プリンシパルたちの、
思考回路を読みだして、
本質・エッセンスを知ろうとしていました。
そこを間違える人(教師)に会うと、
すぐでなくても後々、身体を壊したり、
行く方向が分からなく迷子になったり、
困ったことになるのを見てきています。
そうならないように工夫している先生たちを
選んで見学してきているので、
ちょっと普通にバレエや楽器でも習ったりするのは、
正直故障しそうで怖いです。
今回の本題はここからで、
一番の理由は、
習うことで先入観が強くなるのが怖いです。
自分が何かを習い、
その経験から得られる事もありますが、
同時に「失う客観性」があると思っています。
自分の経験をシェアするという、
治療家としてあんまり意味のない、
客観性が乏しい行為をしたくないのです。
筋肉の長さや筋緊張は本当に人それぞれで、
同じ動作をしているはずなんですが、
違う筋肉を使っているのはよくあることで、
自分の身体で何かがうまくいったからと言って、
他の人の身体ではうまく行くとは限らないんです。
全くコンディションが同じということは、
まずまずないのです。
ですから、その道で長い経験をしている先生方は、
経験から、そのことを見極めて指示をくれます。
現役と教師としての才能がある場合ですね。
ただ、私は現役・教師経験ゼロの治療者なので、
ここから、アマチュア歴を数年かせいでみても、
あまり、うまみがありません。
それなら、治療者プロ歴を伸ばしていった方が、
ポジティブです。
チェロと遊んでいることは以前報告しましたが、
これはあくまで遊びなのと、
身体と脳の関係性を音を経由する、
ダンサーや私にはない、
脳の機能を知りたかったのです。
こればっかりは、
論文で追いかけてもたいして出てこないので、
体験してみるか、
プロたちにインタビューするのがいいだろうと思っています。
ただ、たいていプロたちは、
普段全く興味のない脳科学のことを質問されるので、
質問の意図を理解するのに苦労するのです。
というわけで、できる場合が限られています。苦笑
こんなわけで、施術に興味があっても、
プロの音楽家やダンサーや
その教育機関で勉強してきた経緯と、
治療家としての客観性を優先して保つために、
私個人として、ダンスや音楽をやりません。
多分、今後もほとんど。
追伸。
もしやるとすると、格闘技のどれかか、
弓道・剣道・柔道とか、「道」ものかなと。
お芝居の要素が入るものも面白しろそう。
マイムとかもいいかもです!!
きつそうだけど(笑)
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