30個以上の骨と多数の筋肉を持つ「背中」の可能性

体幹は小さな骨がいっぱい連なってできています。

背骨だけで、頸椎・胸椎・腰椎・仙椎・尾骨、

骨盤の腸骨なども追加され、

更に肋骨や、

両腕をぶら下げる鎖骨・肩甲骨もあります。



猫たちを見てもらえばいいですが、

背骨は丸くなったり、

身体をながーーーく伸ばしていたり、

いろんなポーズが取れます。

つまり、それくらい、

小さいパーツがバラバラに動くということです。

それを支える、動かす筋肉もいっぱいついています。

体重を支えるので、太い筋肉も、

腱膜という硬いサランラップのものもあります。

動かないと思われがちな

胸椎や肋骨は先日話したように、動きます。



さて、ここでクイズです。

一時間ピアノを弾いていて、

指が疲れる、、わかると思います。

一時間バイオリンを弾いていて、

腕が疲れる、、わかると思います。

一時間バレエを踊って、

足が疲れる、、わかると思います。

一時間椅子に座っていて、友達とお茶をしていて

体幹が疲れる、、、「わからない」ですよね。

ピアノやバイオリン、バレエをしていても、

体幹が疲れるって気が付くこと、

まずないですよね。

それくらい、強靭に作ってあります。

体幹は全身の中心だからです。

それくらい固定性を出せるように、

強いのです。

(腰痛の方は別ですが。)



そして、さっきの猫を思い出してもらえばわかりますが、

全体として、あれほど大きな

変化、表現をすることが可能なパーツです。

手や足がダメだというわけではなく、

手や足は比較すると小さいパーツだと言うだけです。



大きな表現は大きな動きをする部分に

担当してもらうに越したことはありません。

大きな動きができるので、当然です。

小さな表現は小さなパーツにしてもらうのがいいです。

もともと繊細な動きをするように作られているので、

そうするのが普通です。

ただ、繊細な部分は作りが繊細なので、

長丁場にそこだけで対応していると、

疲労します。

ウッカリすると、故障します。

長丁場をする場合には、

大きな部分に、サポート、

こっそり動作に参加してもらっておかないと、

休む隙がありません。

また、小さなパーツの表現から、

大きなパーツの表現へ、

大きさが変化していくとき、

ここのギアチェンジがキレイにできていないと、

スケール感が出ません。

小さい音は得意だけど、強い音は苦手とか、

足さばきでも腕さばきでも、

おおきな運動が苦手な人は多いです。



ビブラートをつくることは、

音楽の皆さまには指の動作に思われるんですが、

これは普通に指だけでやっていたら、

参ってしまうんです。

実際には、指を振動させているわけではなく、

指をあるポジションに固定して、

手首や肘をゆすっていたりします。

手首や肘が動い見えるということは、

動かしているのは、

もっと中枢がわにある、近位の関節の動きです。

動きが小さいのですが、

そこから、回旋という捻りの動きを

こっそり混ぜて作り出しています。




こういう見えにくい身体の機能を使いこなしているのが、

高齢なプロパフォーマーです。

バレエではバレエミストレスたちですね。

この、高齢な身体でどうしてすごいことができるのか、

これは次の話題に。







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