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空ってなんで青いの?
影ってどうしてできるの?黒いの?
(虹の形にすると)なんであの石落ちないの?
頭のいい子供たちは
「当たり前」「そこにある現象」に素朴な疑問を持ち
親御さんの力を借り
本を読み漁って理解を深めていきます。
暗記はしなくても自然にできてきます。
「学ぶ」ということ
医学生が医師国家資格に合格することは
患者を診るための「最低限」の「知識」を担保する、
ただそれだけのことです。
医師としての素養や教養を磨いていくのはそこからです。
解剖学や運動学を学ぶことは
「手段」で「目的」ではありません。
なんで、ここ痛いんだろ?
なんでバランス悪いんだろう?
このフレーズ弾きにくいんだろう?
素朴な身の回りの疑問を解くためのパズルのピースの一つです。
筋肉や骨の名前を覚えることではありません。
臨床応用していくには工学・メカニクス的素養が必要です。
昔から心理学を趣味で学ぶ人がいたように
ここ10~15年で解剖学を趣味として学ぶ人が増え、
治療家は手に取らない、
「読み物」としての本が多数発行されています。
「それ、本当?」
「単純化しすぎじゃない?」
「文献はいつの?何年前?誰の?」
「その事案、アップデートされてなかったかな?」
「その事案、決着ついてないよね?」
「因果関係と相関関係はちがうよ」
「一貫性&客観性&整合性はある?」
「再現性を担保する条件制約を整理してみて」
常にこういうツッコミが私にはあります。
留学生は日々のクラスを充実させるため、
自分や教え子、アーティストをサポートする人々の
フリースタイルの「学び」、「自由研究」をサポートします。
自由研究プランを作る
1クールを60分×5回で設定しています。
まずはトライアル60分で
トピックをひとつ取り組んでもらいます。
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骨格標本は立っていられないのに、
人間はどうして立っていられるの?
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どんな「強み」「弱み」があるか
問題解決のための「思考力」「柔軟性」をチェックします。
合わせて、解剖学知識量も確認します。
まずは「知らないことを知る」ことから始まります。
子供のような斬新な切り口を求めます。
変にプライドがある人にこのコースは進めしていません。
一度ボコボコにされる覚悟が必要です。
クルーガー曲線を見ればわかることです。
ボコボコになるのは怖いな、、
そんな方は、
しばらくスキルアップコースを受けてみてください。
施術やトレーニングの中で
自ら学ぶ姿勢を育てることから始めてください。
ステップ
目安としてのステップです。
知っている知識に個人差が多いので
誰と比較することなく、
免許もテストもないので
マイペースで進めてください。
スケジューリングはトライアルの中で
ご相談いたしましょう。
お仕事の都合で連日受ける方もいますし、
学生のように毎週受けるかたもいます。
STEP0
「超基礎解剖学」
「ボディマッピング」
骨や筋肉、関節の名前の確認
関節可動域・筋力テスト
などなど
知っておくといいことを
福袋的に紹介します
超初心者・学生向け
教科書を買わずに、
ネットで複数の情報に当たる
練習をします。
5時間(1時間×5回)
オンラインのみ
STEP1&2
「運動学」
「EXPLORE(探索)」
関節可動域と制限
MMTの「分離」方法
などなど
「発想」「仮説を立てる」能力を
養います。
テーマの深掘りの基礎と
そのための応用基礎知識確認。
ネットで情報収集をします。
ステップ1
筋骨格名が30個くらいわかる
ステップ2
全身の骨筋の名前が分かる人
5時間(1時間×5回)
オンラインのみ

STEP3
「臨床思考」
「INTEGRATE(統合)」
治療家向け
学びが深い人向け
問いの立て方
深掘りと統合と解釈
仮説を複数列挙でき、
そこから原因を限定していく
臨床的思考練習
5時間(1時間×5回)
オンラインでも対面でも可能。
手技などをおりまぜて
試行錯誤を一緒に行います。

STEP 0.5&1.5&2.5
触診&ボディマッピング
以前は受け入れていましたが、
暗記することを目的にして申込をされる方がいるため
基本的にはご案内を変更しています。
音楽家やダンサーさんでしたら、
スキルアップコースの中でご自身の問題を
私の触診や治療を通して確認してください。
学ばないといけない理由と素質がある方には
限定して現在も解放しています。
お申し込み時にお知らせください。
ご感想
ステップ1&1.5&2
ステップ3 治療家
先日は肩甲帯の見方、TOSについて、腰の障害と治療の原則について学べました。
〝どこをフォーカスし見方を変える〟事で沢山の解決法がでてき、目の前にどれだけのヒントがポトポトと落ちていってた、くみとれてなかったか、という事に気が付けました。
枠にはまった治療でなく、そこからいかにコニョコニョねって絞り出していけるかが、最大のテーマになり、それがいかに出来ていなかったかを痛感しました。
もう1つは、クライアントへの評価・段階づけ・課題(宿題)出し、への認識の甘さです。ベッドの上に寝てもらい治療を施す。そして、その後にどうしていったらいいか、どうクライアントに過ごしてもらうか、意識してもらうかへのアドバイスがすごく必要だと感じました。どこが足りないとダラダラと感じいたものが、明確になりました。
これから何をどう考えていったらいいか、何をすれば理想像に近づけるかという事を、すごくクリアーに分からせて頂いた時間でした。
治療家としてだけではなく、人として全体的な意味で、向き合って下さるセミナーをしていただきありがとうございました。
今回セミナーで、全く知らない世界を体験しました。学校はもちろんのこと、職場や自分で勉強したことなど、どれにも当てはまらない全く違う世界です。センタリングという聞いたこともない言葉や、肩甲骨のイン、アウト、症状が出てくる根本的理由、術後の患者さんにどう対応していくかなどとにかく現場の生の声が手に入ります。そしてこれらは自分の勉強だけではもちろん手に入らないものです。臨床をしていてもっと知識や手技がほしい方、壁に当たっている方、未知の世界を体験したい方などどの方にも対応してくださるオーダーメイド可能なセミナーだと思います。その分ついていくのも少々大変かもしれませんが、それは後から力となって発現してくるはずです。ですので、古い自分を捨て、新しい自分を見たい方にお勧めできるセミナーと僕は感じています。
ステップ3 理学療法士
私は地味でコツコツタイプだと思うんですが、イワシさんは基本「昭和」で「鬼」で「いたずら好き」のため、毎日が大変でした。「やればできるんだから、やりなよ」っていつの間にか英語も勉強させられて、英語が得意でもきちんと話せるわけではないのですが、日本語が話せない英語の人担当もさせられて、ドキドキしますが英語でのリハビリもできるようになりました。
イワシさんがコツコツやっているようには全く見えないのですが、細かい知識やテクニックは当然レベルが高く、私が見るような文献に載っていないようなことも知っていて、それを裏付けるものの見方と考え方を見せてもらえました。
他の同僚も指導受けていましたが、それぞれに全く別のお題を設定しており、いろんな相手を本当の意味で自立させるための戦略として、院内外のチーム形成や私へのトレーニング(私のセラピストとしての自立)も支援していて、自分だけひとりでコツコツやることだけでは見えない景色を見せてもらう、体験できたことが、とてもよかったです。
「楽をしようとしてるのバレてる」と指摘され、怒られるのかと思ったら「もっとわからないようにオンオフつけて。あとオフでも運用できる方法を考えて」と指摘する内容が斜め上すぎる人でした。僕は「発想の瞬発力がある」らしく、実際に勉強は苦手なので、治療を一緒にすることが多くて、ぼーーってみてるんですが、ひとりで治療しているときに他の同僚から、「それ(治療内容)いいね、どうやったの?」って言われたり、僕自身も治療が面白いなって思うようになりました。
あと、僕はカンがいいからって手指の治療を教えてもらいました。最初は「手指の筋肉覚えるのめんどくさいから嫌だよ」って思っていて、「ご遠慮」していたんですが、別に筋肉の勉強してこいとか言われないけど、一緒に治療すると僕にはできなくてイワシにはできるっていう経験を繰り返すので、「ああこうすればいいんじゃないかな?」感じでやってました。本当に面白かったです。
病院変える(転職する)ときは「いいんじゃない?やってみたら?」「履歴書と職務経歴書見せて。嘘はつかないけど、いいところをアピールしないと」って添削して、面接もこんなこと聞かれると思うよと「世話焼きばあさん」でした。ちなみに「僕の実力」で転職も成功しました!
「あーしろ、こーしろ」はある程度言うんですが、結局、当時の僕のできることを僕らしくやることを見守ってくれたんだなーって、自分がスーパーバイザーする立場になって思います。さすがの「ばあさん」です。
普通、人前で聞かないことをさらっと「頭いいよね、高校の時の偏差値いくつ?」って聞かれて「外国経験者は怖いわー、空気読まないし、自信あるなー」って思ったことを覚えています(普通に生徒会長とかやっていました)。
他の人には頼まないのに「私より君の方ができるからー」とか言って僕に事務的雑務を振ってくるんですが、何手も先を読んだ状態で投げてきて、チーム運営や各種書類業務やることになるし、「英語も分るはずだから」と会話は英語だし、「物理や数学、大丈夫だよね?リハビリスタッフここダメだから見てあげて、生徒会長!」ってMRI画像持ってきて工学系の指導させたり、普段から他分野でもっと頭のいい人に会えって言って、現役ダンサー連れてきて勉強会を設定したり、他の勉強会にもイケイケっていわれるし、とにかく「退屈しない」日々でした。
生徒会長あるあるの「空気を読む、ことなかれ平和主義者」なんですが、「譲れない一線は譲らないから」と、イワシ先生にしてはめずらしく礼節を守りつつも譲れない部分誠意をもって示す姿勢も見せてもらって、僕の周りにはいないタイプだったので新鮮でした。
その後、いろんなことから海外に行っています。海外へ出るきっかけと、海外でやりくりするそのための準備期間作ってくれたことに感謝しています。
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